生理痛改善にも!プロが教える♪女性の「冷え」徹底対策! | NAKED.(ネイキッド)

生理痛改善にも!プロが教える♪女性の「冷え」徹底対策!

冬はもちろん、季節問わず女性を悩ます「冷え」。この「冷え」を改善するためには、自分自身がどのタイプかきちんと把握し、それぞれのタイプに別の改善方法を取り入れることが大切です。ここでは、冷えの原因と、それぞれの対策について学んでいきましょう。

INDEX

女性のおよそ7割がお悩み…生理痛の大きな原因「冷え」とは

一般的に、冷えを感じる女性は全体の6~8割だと言われています。女性に多く見られるこの「冷え」の原因は、決してひとつではなく、併せ持ったタイプの方も多く見られるもの。また冷えにより、生理痛を始めとする身体への色々な影響も懸念されます。
ここでは原因に合わせた対策をそれぞれご紹介。原因をきちんと学ぶことで、冷えの無い健康な身体をめざしましょう!

筋肉量が「冷え」に関係!?体温UPに効くツボとは

ツボ

● ポイントはふくらはぎ

筋肉は、身体を動かすだけでなく、末端の血液を手足から心臓に戻すというポンプの役割もしています。女性は、男性に比べて筋肉量が少ない人が多いですよね。筋肉量の少ない女性は、血液が体の隅々まで行き渡らずに血行が悪くなり、冷えを起こしやすくなるわけです。また運動不足などで筋肉量が少なくなると、むくみやすくもなります。

  

対策1:ウォーキング

そこで最も手軽な解決策は、ウォーキングなど足首の曲げ伸ばしが入る運動を普段から取り入れること。ふくらはぎは『第二の心臓』と呼ばれるくらい、血流を送り出すのに大きな役割を果しているのはご存知でしょうか?ちょっとの心がけでふくらはぎの筋肉量もアップし、結果として足の血流がアップします。生活の中でも筋肉量を落とさないように意識していくことが大切です。

  

対策2:ふくらはぎのツボ押し

そもそも、ふくらはぎがかたいとうまく血流も送れないので、ふくらはぎ全体を揉みほぐすマッサージも取り入れると良いでしょう。また、ふくらはぎ全体に効くツボもあります。これはアキレス腱から膝の後ろに向かって上がっていくと、ちょうど中心部が筋肉の溝になっているところに位置するツボ。『承山』という名前で、ここを両手でふくらはぎをつかむように指を当てて、じんわり響く強さで押すとふくらはぎのかたさが緩みます。

ふくらはぎ

カラダのコリから来る「冷え」や「生理痛」にはこのストレッチが◎

ストレッチ

● 腰回りのコリをほぐす

肩や首、腰などの筋肉が緊張して硬くなると筋肉の血流が悪くなることで冷えが起きます。同じ姿勢で過ごすことが多くなり、座り姿勢など股関節を曲げた状態が長く続くなどが要因です。できるだけ30分以上同じ姿勢を続けないように気を付けたり、腰や股関節を伸ばすストレッチを取り入れるのがオススメです。

  

対策1:腸腰筋を伸ばすストレッチ

特に『腸腰筋』を伸ばすストレッチが冷えた腰や股関節の緩和にオススメ。高さのあるベッドに仰向けに寝転び、織り込んだタオルを股関節の下に敷いて、片足を下におとします。その際に股関節がしっかり伸展するようにタオルの高さを調節すると良いです。鼠径のまわりが伸びて、下半身の血流やリンパ液の流れも良くなります。

  
〈ポイント〉
・枕に頭をのせてもOK
・逆側の腰は浮かないように
・息は止めない
・腰に敷くタオルは、バスタオルを長方形に三つ折りにしたくらいの厚さに

ストレスは万病のもと!生活習慣改善と免疫力UPで生理痛知らずなカラダに!

リラックス

● 生活習慣を改善

普段、何気なく行っている習慣、食事の乱れなどが要因で内臓の『冷え』を引き起こします。食事では冷たいものの摂り過ぎなどが原因になりがちです。

  

対策1:冷たい飲み物を避ける

東洋医学が根付いている中国では、代々、母親からの言い伝えで女性は、冷たいものを口にしてはいけないと言われているそうです。この文化はしっかりと引き継がれていて、冷たいビールもぬるいものを飲む、外食で出される氷入りの水は飲まず白湯を頼む人がほとんど。日本人も見習いたい文化ですね。

  

対策2:睡眠をしっかりとる

睡眠不足になると身体の温度を一定に保つ機能がうまく働かなくなり、冷えやすくなります。さらに身体の代謝の機能も低下し、脂肪を溜め込み、太りやすくなることも。

  

対策3:栄養の偏りを避ける

また、栄養面では、たんぱく質や脂質、炭水化物は体を構成し、ビタミンやミネラルは栄養素を熱に変える働きを持ちます。栄養バランスが偏ってしまうと、熱を作り出せず冷えやすくなってしまいます。栄養バランスを考えた食事を取り入れていきましょう。

  

対策4:ストレスを溜めない

ストレスは冷えと関係が深いと言われています。というのも、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、身体の体温調整がうまくできなくなるため、冷えやすくなるのです。自律神経は胃腸とも深くかかわっているので、胃腸の血流も悪くなり、正しい機能が働かなくなり、胃腸の冷えも進行していきます。
このような悪循環が生まれると、身体は手足への血流を制限して内臓への栄養供給を優先するようになり、結果として手足の冷えにも影響を及ぼします。
ストレスが溜まっているときは呼吸も浅くなりがちです。吐く方を意識した深い呼吸を取り入れて、吐くと同時に身体の力を抜いて脱力するケアを入れたり、またそれ以外には、手と足の指をぎゅっと握って一気にパッと離す運動を数回繰り返すのも効果的。これらのケアは、自然と身体の力が抜けて、リラックスしやすくなりますよ。

大切なのは、ストレスになっている原因を突き止めて、自分を大切に、無理をしないよう気を付けることですね。

  

● 免疫力UP

東洋医学では『冷えは万病の元』という考えがあり、滞りのある場所を温めて血流を良くすることで病を改善できると言われています。免疫力低下と冷えも関係が深く、低体温では人間に備わっている免疫の機能もうまく働かなくなり、病気になりやすいのです。

手足が冷えるとリラックスに関係する副交感神経がうまく働かなくなり、良質な睡眠もとりづらくなります。冷えから様々な病気を引き起こさないためにも、冷えを改善することが大切なのが分かりますよね。

  

・対策:リンパの流れに効く運動

免疫力アップには、血流に合わせてリンパの流れをよくするのも効果的です。全身のリンパの活性化をするのには鎖骨が上下するくらい、肩を大きく回すケアや腹圧を高める腹式呼吸も取り入れるとお腹の深部にあるリンパの集合体も活性化しやすくなります。また、仰向けに寝て、手足を上げて同時にぶらぶらと振る運動を10回くらいすると末端の血液、リンパ液が流れやすくなり、冷えが緩和されます。

生理痛などの婦人科疾患と関係する「冷え」と対策

腹痛

● 婦人科系疾患にも温活は有効

内臓が冷えると命に関係のないところの血流を遮断するようになるので、女性機能に関係する子宮への血流をストップするようになります。ホルモンバランスも乱れ、その結果、婦人科系の不調をきたして生理痛や生理不順、不妊の原因にもなります。生理不順が起きると、子宮内の血流が悪くなり、ドロドロとしたレバーのような塊の血液が溜まり、生理痛も悪化します。

  

対策1:お腹や仙骨まわりを冷やさない

痛みを緩和させるには、やはりお腹や仙骨まわりを冷やさないようにすることが大切です。また妊娠するためには、ニワトリが卵をおなかであたためて雛をかえすように、人間も子宮の血流によって授かった命をおなかであたためながら育んでいく必要があると言われています。

この機能がきちんと働くようにするためにも、生活習慣の見直しやストレスが溜まらないように気を付ける必要があります。また骨盤内の血流を良くする体操やお腹を冷やさないような服装を心掛けることも大切です。

  

対策2:「三陰交」にセルフお灸

冷えからくる婦人科疾患については、女性の経絡をつなぐツボにお灸をするのがおススメ。足のうちくるぶしから指を4本当てたところにあるツボ、三陰交にセルフ灸がおススメです。自分でお灸をすることに不安のある方は、かかりつけの鍼灸師など、プロの指導を受けると安心です。ツボがずれることなく正しい位置を学ぶことが出来ますよ。

  

対策3:温めたタオルをツボへあてる

もっと手軽に子宮温活ケアをしたい方には、『おなか仙骨ホッとタオル』がおススメです。仰向けに寝て、電子レンジでチンしたホットタオルを四角く折りたたみ、サランラップでくるみ、婦人系のツボが集まる仙骨に当たるように置きます。仙骨を温める事で骨盤内の臓器の血流を良くしていき、子宮を温めます。

再度、ホットタオルをレンジでチンし、へその周りが温めるように置きます。ゆっくりと大きく深呼吸をしながら、じんわり温めていきましょう。へそは、すべての臓器につながるポイントとして考えられているので、効率よくお腹全体を温めることができます。内臓からくる冷えにおススメのケアです。

女性の半数以上が悩む「冷え」の問題。生理痛を始め、様々な不調や疾患につながる危険もあるため、日頃からの意識的な対策を心掛けることが大切です。以上に挙げた例を参考に、みなさんもぜひ今日から「温活」に取り組んでみてくださいね!

瀬古あゆみ

瀬古あゆみ

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全身のコリが酷く、整体に行くたびに指摘される身体の冷え。分かってはいるものの、夏場は特に冷たいドリンクを飲みがち。湯船に浸かることもなく、ひとまず出来ることから始めてみるか…と、お家にいる時は靴下を履くように。たったそれだけで、嘘でしょってくらい足先の冷えがなくなりました!分かってはいるものの一歩を出せない方、まずお家で靴下を履くこともオススメです。

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立花あゆ

立花あゆ

フリーランスライター
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「冷えは万病の元」と言われるように「冷え」はよくないこと、と分かっていても意外と自分も気づいていないことも多かったり……。実際私もエステに行くと「腰回りひえひえです」と言われるのに自身は全く気がついていないこともあり、そこで初めて冷えてるんだということに気づくことも。しかも、今は冷房がんがん、冷たい飲み物も加わり夏でも足首やお腹周りが冷えていますよね。やはり、現代は1年中、体を冷やさないことが大事だと実感。私もふくらはぎのツボ押しやろっと。

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横山由美子

横山由美子

ライター
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鍼灸・マッサージ治療室「ファファラ 恵比寿店」代表.鍼灸(しんきゅう)・マッサージ師の国家資格と、排泄(はいせつ)機能指導士の資格ももつ。2008年に開業。ツボの押し方やセルフお灸法、便秘対策の運動指導も行う。 http://homepage3.nifty.com/farfalla/
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